私は今まで多くの膝痛でお悩みの方の治療をしてきました。
そこでお客様方がよく口にされることが、
「病院でレントゲンを撮って、膝の軟骨が擦り減っているから膝が痛むんですよ。
と言われました。」と言う方は非常に多いです。
しかし、結論から言いますと
軟骨と軟骨がぶつかって痛みが出るということはありません。
それはなぜ???
軟骨に痛みを感じるセンサーは存在しない!
そもそも軟骨に痛みを感じるセンサーは存在しないからです。
痛みを感じるセンサーがないにも関わらず、「軟骨と軟骨がぶつかって痛みが出ている」などということ自体おかしいですよね???
これを裏ずける面白い研究があります。
ある医師が、麻酔もせずに内視鏡を使い、自分自身の膝の中の組織に刺激を加えて、どの組織が痛みを強く感じるのか。を調べた研究があります。
そこで軟骨に刺激を加えても、全く痛みを感じなかったとのこと。
そういったことからも、軟骨に痛みを感じるセンサーはないと言えるのではないかと思います。
膝痛の原因第1位は???
膝の組織の中で一番痛みを拾うと言われる組織があります。
それが【膝蓋下脂肪体】という組織です。
この膝蓋下脂肪体は痛みを感じるセンサーが豊富に存在しています。
その為、非常に痛みを拾いやすい組織になります。
膝蓋下脂肪体の役割とは???
簡単に言いますと、膝の隙間を埋めるような役割があります。
膝を伸ばした際は、膝の前面に出てきて、
膝を曲げると、隙間を埋めるように膝の中の方に入り込んでいきます。
この脂肪体が硬くなると、膝の痛みに繋がってしまいます。
膝の痛みでご来店されるお客様の中でも、この脂肪体が硬くなっている方は、非常に多いです。
その緩め方はこちら⬇︎
最後に
ただ、全ての方々にこれが当てはまる訳ではありません。
膝痛の原因にも色々ありますし、膝が痛いと言っても、膝の内側が痛いのか・外側が痛いのか・前面が痛いのかなど、痛みの場所によっても痛みの原因は変わってきます。
ですので、膝の痛みを拾っている組織はどこなのかを、しっかり評価する必要があります。
膝の痛みでお困りの方や、身近にお困りの方などいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください♪